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日本でのバイアグラ服用による死亡事故の内容

2019年09月11日
薬を飲む男性

バイアグラは有名なED治療薬ではありますが、インターネットなどではよく「死亡事故がある危険な薬だ」と言われてもいます。
ではそもそもバイアグラで死亡事故があったのかというと、これは事実です。
日本でバイアグラ服用による死亡事故があったとされるのは日本国内でバイアグラが正式に発売される前年である1998年です。
1998年7月、60代の男性がバイアグラを服用して性行為に及んでしばらくした後に突如として倒れ、異常に気付いた家族が救急隊を要請したのですが救急隊到着時にはすでに心肺停止状態となっており、心肺蘇生を試みるも死亡が確認されました。
バイアグラが発売される直前であったということもあってニュースや週刊誌、新聞などで非常に話題になり、そこでは「危険な薬だから服用するべきではない」というような意見も広まるようになっていったのです。
しかしこの事故があったからバイアグラは危険だと断言するのは早計です。
と言うのもこの死亡事故で亡くなった男性はかねてより高血圧と糖尿病の治療を行っていた上、不整脈を有していたためにニトログリセリンを服用していたという事情があるのです。
薬は期待している効果の他にも副作用が存在しているものですが、バイアグラは血管拡張作用があるためにニトログリセリンと併用すると血圧が異常値まで低下してしまい、死亡してしまうリスクがあるとして現在併用禁忌に指定されています。
そのためこの事故は服用者が薬の正しい使用法を知らないまま、誤った服用をしてしまったことによって発生してしまったものなのです。
現在ではこうした併用禁忌に関しては病院で必ず確認された上で処方が決定されますから、適切な飲み方をすれば非常に安全性の高い薬だと言えます。